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基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは

更新 2026-08-28

基本情報技術者試験がどんな資格か、情報処理技術者試験の体系のなかでどこに位置づくか、試験制度(CBT方式・科目Aと科目B・1,000点満点で基準点600点)から2027年度の制度見直しまでを、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の公式情報にもとづいて解説します。

基本情報技術者試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。デジタル技術を活用したサービスやシステム、ソフトウェアを作る基本的な知識と技能が、目標とする水準に達していることを評価します。

学ぶ内容と位置づけ

IPAは基本情報技術者試験を、ITエンジニアの登竜門と位置づけています。プログラミングやアルゴリズムといった開発の基礎から、ネットワーク・データベース・セキュリティ、マネジメントや経営戦略まで、ITの仕事に共通する土台を広く学びます。

情報処理技術者試験の体系のなかでの位置

情報処理技術者試験には、対象者像に応じた区分があります。すべての社会人を対象とするITパスポート試験に対し、基本情報技術者試験はITの専門職を目指す人の最初の区分です。この上に応用情報技術者試験があり、さらに分野別の高度試験と情報処理安全確保支援士試験が続きます。

区分対象
ITパスポート試験職業人が共通に備えておくべきITの基礎知識
基本情報技術者試験ITエンジニアの基本的な知識・技能
応用情報技術者試験ワンランク上のITエンジニア
高度試験・支援士試験分野ごとの専門家

試験制度

試験は、知識を問う科目Aと、技能を問う科目Bの2科目です。同じ日に両方を受け、どちらも基準点以上で合格になります。試験はCBT方式(試験会場のパソコンで受ける方式)で、通年で実施されています。

科目試験時間出題数出題形式問う内容
科目A90分60問多肢選択式知識(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)
科目B100分20問多肢選択式技能(アルゴリズムとプログラミング16問・情報セキュリティ4問)
  • 配点はどちらの科目も1,000点満点、基準点は600点です。両科目とも基準点以上で合格です。
  • 科目Aの60問のうち評価に使われるのは56問、科目Bの20問のうち評価に使われるのは19問です。残りは今後出題する問題の評価に使われます。
  • 科目Aと科目Bは同日に実施され、間に最長10分の休憩を取れます。
  • 科目Aには一部免除制度があります。

最新動向

情報処理技術者試験は、2027年度から新試験制度への移行が予定されています。IPAが2026年3月31日に公表した検討状況では、基本情報技術者試験は試験区分として継続し、科目Aの出題範囲の体系の変更と、科目Bの出題範囲の一部変更が挙げられています。IPAは、これらは表記の変更等であり、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はないと説明しています。

また、試験システムの入れ替えのため、CBT方式の3試験区分(ITパスポート試験・情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験)は2026年12月28日以降、試験実施を一時休止する予定です。再開時期は2026年秋頃にIPAのウェブページで告知されます。受験を予定している方は、日程を早めに確かめておくことをおすすめします。

学習の指針

基本情報技術者試験の学習は、科目Aの3分野(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)で土台の知識を固めながら、科目Bのアルゴリズムとプログラミングを繰り返し解いて型を身につける、という2本立てが自然です。当サービスの教材もこの2本立てに沿っています。

科目Bは擬似言語によるプログラミングの問題が16問と大半を占めます。知識の暗記では対応できず、トレースの練習量がそのまま得点につながります。まず科目Aでコンピュータの仕組みとアルゴリズムの基礎を学び、並行して科目Bの問題演習を積み上げてください。

学習の進め方は、次のページから確認できます。

更新履歴と出典

このページは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が公表する公式情報にもとづいています。おもな出典は次のとおりです。

試験の制度や出題の範囲、手数料は改定されることがあります。受験の際は、IPAの最新の公式情報をあわせてご確認ください。このページは、公式の発表に応じて更新します。

このページは2026年8月28日に更新しました(出典の写しの更新を確認・記述の変更なし)。2027年度の新試験制度など、新しい公式発表があれば内容を見直します。