安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
ゆしゅつしんこく
輸出申告
Export Declaration
税関に対して輸出の許可を求める手続です。安全保障貿易管理上の経済産業大臣の許可が必要な貨物は、税関での輸出申告の際にこの許可証を提示しなければならず、両者は別の手続です。
詳しい説明
1. 定義
輸出申告は、貨物を輸出する際に、税関に対して行う手続きです。安全保障輸出管理上、経済産業大臣の許可が必要な貨物は、税関での輸出申告時にその許可証を提示しなければなりません。
2. 制度・考え方の内訳
経済産業大臣の輸出許可(外為法にもとづく安全保障貿易管理)と、税関の輸出許可(関税法にもとづく通関手続き)は別の手続きです。安全保障貿易管理上の許可が必要な貨物は、経済産業大臣の許可を得たうえで、税関へその許可証を提示して輸出申告を行い、両方の手続きが完了して初めて貨物を輸出できます。
4. 紛らわしい制度・語との違い
個別許可・包括許可との違いは、これらが経済産業大臣による安全保障貿易管理上の許可であるのに対し、輸出申告は税関に対する通関手続きである点です。安全保障貿易管理上の許可を得た後に、輸出申告の手続きへ進みます。
5. 身近な例
経済産業大臣の輸出許可を取得した貨物を実際に船積みする際、税関へ輸出申告を行い、許可証を提示して輸出の許可を受けます。
試験で問われること
STC Associate
- 輸出申告が税関への手続であることが問われます。
- 経済産業省の許可と税関の許可の両方が必要であることが問われます。
- 許可証の提示義務が問われます。
- 経済産業大臣の許可と税関の輸出申告・輸出許可が別の手続きであること、両方を経なければ輸出できない点が頻出論点です。
最終更新日: 2026/09/23