日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)
2級
かしだおれひきあてきんもどしいれ
貸倒引当金戻入
Reversal of Allowance for Doubtful Account
別称: 貸引戻入
決算時に差額補充法で算出した結果、既存の貸倒引当金残高が当期必要な見積額を超えている場合に、差額を戻し入れる収益の科目です。
詳しい説明
1. 定義
決算において差額補充法により貸倒引当金を設定する際、当期必要な引当見積額よりも既存の貸倒引当金残高の方が大きかった場合に、その過剰分を戻し入れる(減少させる)収益の科目です。
2. 制度・考え方
「既存の引当金残高 - 当期必要な見積額」の超過差額を、借方:貸倒引当金 / 貸方:貸倒引当金戻入 として処理し、当期の収益(または費用の控除)として計上します。
試験で問われること
日商簿記3級
- 決算整理で貸倒引当金の残高を必要額まで減らす際に、貸倒引当金戻入を用いる仕訳が問われます。
- 設定必要額と現在の残高を比較し、繰入(費用)と戻入(収益)のどちらを使うか判断する問題が問われます。
- 差額補充法にもとづく貸倒引当金の計算が問われます。
- 決算整理仕訳における差額補充法の計算で、引当金残高が過大である場合の戻し入れ計算と仕訳作成が問われます。
最終更新日: 2026/09/16