日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)
2級
まえばらいねんきんひよう
前払年金費用
Prepaid Pension Cost
企業年金制度において、会社が負担すべき年金費用を前払いした際に計上する資産の勘定科目です。退職給付引当金とは資産か負債かの違いがあります。
詳しい説明
1. 定義
前払年金費用は、企業年金制度において、会社が負担すべき年金費用を前払いした際に計上する資産の勘定科目です。
2. 退職給付引当金との対比
前払年金費用は、年金資産の運用状況や掛金の拠出状況により、退職給付制度が資産として認識される場合に使う科目です。退職給付引当金は、退職給付に備えて計上する負債で、制度が積立不足の状態にある場合に使います。同じ退職給付会計の中で、状況によって資産になるか負債になるかが分かれます。
4. 身近な例
退職給付費用を計算した結果、掛金の拠出額が費用を上回っていた場合、その超過額を前払年金費用として資産計上します。
試験で問われること
日商簿記2級
- 退職給付会計において、資産として認識されるケースがある点が問われます。
- 前払年金費用という名称から、費用ではなく資産であることを理解しているかが問われます。
- 退職給付引当金(負債)との関連性が問われます。
- 連結会計や退職給付会計において、退職給付引当金との関係の中でこの科目が登場する点が最頻出です。
最終更新日: 2026/09/23