日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)
2級
こうていべつそうごうげんかけいさんのいぎともくてき
工程別総合原価計算の意義と目的
Meaning and Purpose of Sequential Process Costing
複数の製造工程を持つ場合に、工程ごとに原価を計算し、より正確な製品原価を把握するという目的です。前工程費は次工程へ引き継がれます。
詳しい説明
1. 定義
工程別総合原価計算の意義と目的は、複数の製造工程を持つ場合に、工程ごとに原価を計算し、より正確な製品原価を把握するというものです。
2. 制度・考え方の内訳
製品の製造が複数の工程(第1工程・第2工程など)を経る場合、工程全体を1つとして原価計算すると、どの工程でどれだけの原価がかかっているかが分かりません。工程ごとに完成品原価・月末仕掛品原価を計算することで、工程別の原価管理が可能になります。前工程で完成した製品の原価(前工程費)は、次工程の投入原価として引き継がれます。
4. 紛らわしい制度・語との違い
総合原価計算はこの計算方法全体を指す語で、工程別総合原価計算はそのうち複数工程を持つ製品を対象とする一種類を指します。
試験で問われること
日商簿記2級
- 工程ごとに原価計算を分ける目的(工程別の原価管理)が問われます。
- 前工程費が次工程の投入原価として引き継がれる点が問われます。
- 工程ごとに原価計算を分ける目的(工程別の原価管理・前工程費の引き継ぎ)が最頻出です。
最終更新日: 2026/09/23