ITパスポート試験
ぜろでいこうげき
ゼロデイ攻撃
Zero-day Attack
脆弱性の修正パッチが提供される前に実行されるサイバー攻撃です。
詳しい説明
ゼロデイ攻撃とは、ソフトウェアの脆弱性が発見されてから、ベンダーによって修正プログラムが提供されるまでの期間、あるいは提供されたその日を狙って行われるサイバー攻撃です。対策手段がない、あるいは周知されていない状態で攻撃を受けるため、防御が非常に困難で危険性が高い手法です。
仕組みとしては、攻撃者が脆弱性の存在を知り、修正パッチが公開される前に悪用するコードを作成します。パッチが提供された日を1日目として、それより前のゼロの段階で攻撃を仕掛けるためゼロデイと呼ばれます。ユーザー側がまだ脆弱性を認識していない隙を突くため、被害が広がりやすくなります。
基本情報技術者試験のセキュリティ分野で頻出です。混同しやすい語に通常の脆弱性攻撃がありますが、ゼロデイ攻撃は「修正手段が存在しない」という期間の短さが最大の特徴です。攻撃を受けた場合、ファイアウォールによる通信遮断や、脆弱性のあるサービスの停止といった暫定的な防衛措置が問われます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 攻撃の名前を選ぶ問題が定番です。まだ修正プログラムが用意されていない弱点を突くのがゼロデイ攻撃、大量の通信を送り付けて止めるのがDoS攻撃、偽のサイトへ誘い込むのがフィッシングです。
- 名前は修正プログラムが出るまでの日数が0日である状態に由来します。修正プログラムを当てていれば必ず防げる、という選択肢は誤りです。
- 更新を怠っていて既に知られている脆弱性を突かれた場合は、ゼロデイ攻撃ではありません。修正がまだ無いのか、あるのに当てていないのかで見分けます。
最終更新日: 2026/09/23