本文へ移動

ITパスポート試験

へんどうひりつ

変動費率

Variable Cost Ratio

売上高のうち変動費が占める割合です。低いほど売上が利益に結び付きやすくなります。

詳しい説明

1. 定義

変動費率とは、売上高のうち変動費が占める割合のことです。売上が1円増えたときに、そのうち何割が変動費として出ていくかを表します。

2. 計算式

変動費率 = 変動費 ÷ 売上高

売上高から変動費を引いた残りは限界利益と呼ばれ、その割合が限界利益率です。変動費率と限界利益率を足すと必ず1になります。

限界利益率 = 1 − 変動費率

損益分岐点の売上高は、固定費を限界利益率で割って求めます。

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

3. 計算例

売上高が1,000万円、変動費が600万円、固定費が300万円の会社を考えます。

変動費率は 600 ÷ 1,000 で 0.6 です。限界利益率は 1 − 0.6 で 0.4 になります。損益分岐点売上高は 300 ÷ 0.4 で 750万円です。売上が750万円を超えると利益が出ます。

ここで変動費だけを100万円減らせると、変動費率は 500 ÷ 1,000 で 0.5、限界利益率は 0.5 になり、損益分岐点売上高は 300 ÷ 0.5 で 600万円まで下がります。変動費率を下げると、もうけが出始める売上の水準が下がるという関係が読み取れます。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 変動費 ÷ 売上高 で求められることを覚える
  • 限界利益率との関係(足すと1)を使って計算できる
  • 損益分岐点売上高の計算に、どう使うかを理解する
  • 損益分岐点の計算とセットで問われます。変動費率と限界利益率を足すと1になる関係を使えると、計算が速くなります。

最終更新日: 2026/09/23