ITパスポート試験
むていでんでんげんそうち
無停電電源装置
UPS
Uninterruptible Power Supply
停電のときに一定時間だけ電力を送り続け、安全に止める余裕を作る装置です。
詳しい説明
1. 定義
無停電電源装置とは、停電や電圧の乱れが起きたときに、内蔵した電池から一定時間だけ電力を送り続ける装置のことです。
2. 紛らわしい装置との違い
システム環境を整える設備には、役割の違うものが並びます。
- 無停電電源装置: 停電の直後の数分から数十分を支えます。長く動かし続けるためのものではなく、機器を安全に止める余裕を作るか、次の電源に切り替わるまでをつなぐためのものです
- 自家発電装置: 燃料がある限り長時間の電力を作ります。起動には時間がかかるため、その間を無停電電源装置がつなぎます
- サージ防護: 落雷などで生じる瞬間的な高い電圧から機器を守ります。停電そのものには備えません
無停電電源装置だけでは長時間の停電に耐えられません。数十分で電池が尽きるので、その前に安全に停止させる手順か、自家発電装置への切り替えが要ります。この2つを組み合わせて初めて、長い停電に備えられます。
電池は消耗品で、年数が経つと持ち時間が短くなります。設置して終わりではなく、交換の計画が要る装置です。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 停電のときに一定時間だけ電力を送る装置であることを理解する
- 自家発電装置・サージ防護との役割の違いを区別する
- 急な電源断によるデータの破損を防ぐ目的を理解する
- システム環境整備を扱う設問で、自家発電装置・サージ防護と並べて出ます。支えられる時間の長さが見分けどころです。
最終更新日: 2026/09/23