ITパスポート試験
ふんしつ
紛失
Loss of Devices
情報資産や物理媒体の所在が、不注意や管理不備により分からなくなるセキュリティ事故です。盗難とは異なり過失が主因ですが、結果として重大な情報漏洩を招きます。
詳しい説明
紛失とは、所有者や管理者の意図に反して、情報資産や物品の所在が分からなくなる情報セキュリティインシデントです。故意に持ち去られる盗難とは異なり、主に過失や不注意、管理不備によって発生します。情報漏洩の主要な原因の一つであり、組織にとって重大なリスクとなります。
仕組みとしては、物理的な媒体(USBメモリ、書類、PCなど)を置き忘れたり、紛れ込ませたりすることで発生します。組織的な対策としては、持ち出しの制限、暗号化の徹底、入退室管理、従業員教育が重要です。万が一発生した場合は、迅速な発見と被害範囲の特定、関係者への報告という対応手順が求められます。
ITパスポート試験や情報セキュリティマネジメント試験では、紛失はヒューマンエラーによるリスクとして頻繁に取り上げられます。盗難との違いや、管理策の具体例(暗号化、ディスクロック、保管ルール)について理解しておくことが不可欠です。紛失を防ぐためには、技術的な対策と運用のルールの双方が不可欠であるという点がポイントです。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 紛失は不注意で置き忘れたり落としたりして所在が分からなくなることであり、他人が意図して奪う盗難とは原因が違うことを理解します。
- 原因は違っても、情報が外部へ出てしまうという結果は同じです。事故の分類を問う問題では、原因が過失か故意かで見分けます。
- 対策として、持ち出しの許可の手続、記憶装置の暗号化、遠隔からの画面のロックやデータの消去が挙げられます。紛失に気づいたらすぐ届け出ることが被害を小さくします。
最終更新日: 2026/09/23