ITパスポート試験
あいぴーすぷーふぃんぐ
IPスプーフィング
IP Spoofing
送信元のIPアドレスを偽り、信頼された機器になりすまして通信する攻撃です。
詳しい説明
1. 定義
IPスプーフィングとは、通信の送信元のIPアドレスを偽り、信頼された機器になりすまして通信する攻撃のことです。スプーフィングは「なりすまし」を意味します。
2. 紛らわしい攻撃との違い
送信元を偽る攻撃はいくつかあり、何を偽るかで分かれます。
- IPスプーフィング: 送信元のIPアドレスを偽ります。特定のアドレスからだけ通信を許す設定をすり抜けたり、応答を別の相手へ向かわせて負荷をかけたりします
- DNSキャッシュポイズニング: 名前とアドレスの対応を覚えている場所へ偽の対応を覚えさせ、利用者を偽のサーバへ導きます。偽るのはアドレスそのものではなく、名前とアドレスの対応です
- セッションハイジャック: 通信中のやり取りを乗っ取ります。偽るのは通信の相手ではなく、続いている接続の持ち主です
- 中間者攻撃: 双方の間に入り、両方に対してもう一方のふりをします
IPスプーフィングは、送信元のアドレスだけを見て相手を信用する設計の弱さを突きます。アドレスは通信の中で書き換えられるため、それだけでは本人の証拠になりません。だからこそ、暗号を使った認証が必要になります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- なりすましの一種であることを理解する
- アドレスで通信を許す設定をすり抜ける手口だと理解する
- 他のなりすましの攻撃と区別できる
- 攻撃手法を扱う設問で、DNSキャッシュポイズニング・セッションハイジャック・中間者攻撃と並べて出ます。何を偽る攻撃かで見分けることが要点です。
最終更新日: 2026/09/23