ITパスポート試験
かーぼんにゅーとらる
カーボンニュートラル
Carbon Neutrality
温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きしてゼロにすることです。排出を完全になくすのではなく、出した分を吸収などで打ち消して合計をゼロにします。
詳しい説明
1. 定義
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きしてゼロにすることです。排出を完全になくすのではなく、出した分を森林の吸収などで打ち消して合計をゼロにするという考え方です。
2. 数え方の内訳
排出の側は、燃料を燃やして出るもののほか、電力を使うことで発電所が出すもの、原材料の調達や輸送で出るものまで数える場合があります。どこまでを自社の排出として数えるかは、報告の枠組みによって決まります。
吸収の側は、森林などが取り込む量や、回収して地中へ貯める技術による量を数えます。
ゼロは合計の話です。排出そのものを減らす取り組みと、残った分を打ち消す取り組みの両方が要ります。打ち消す側だけで達成できるわけではありません。
4. 紛らわしい語との違い
グリーントランスフォーメーションは、この状態へ向かう変革の取り組みを指します。カーボンニュートラルは達成すべき状態なので、目標と手段の関係です。SDGs は国際的に合意された17の目標で、気候変動への対応はその1つにあたります。
5. 身近な例
会社が使う電力を再生可能なエネルギー由来に切り替えて排出を減らし、それでも残る分を森林を育てる事業への出資で打ち消す。減らす取り組みと打ち消す取り組みを足して合計をゼロにする、という形です。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 排出をゼロにするのでなく、排出と吸収の差し引きをゼロにする考え方であること
- 大分類1「企業と法務」中分類1「企業活動」の用語例に GX と並んで置かれていること
- 減らす取り組みと打ち消す取り組みの両方が要ること
- ITパスポート試験では、大分類1「企業と法務」の中分類1「企業活動」の用語例に、GX やデジタルトランスフォーメーションと並んで置かれています。社会課題の1つである地球環境を IT の利活用で解決するという文脈です。
最終更新日: 2026/09/23