ITパスポート試験
はこひげず
箱ひげ図
Box Plot
データの分布やばらつきを、中央値や四分位点を用いて視覚化する統計グラフです。箱の部分でデータの中央50パーセント、ひげで全体範囲を表します。
詳しい説明
箱ひげ図とは、データの分布やばらつきを視覚的に表現するための統計グラフです。箱とひげ(線)という特定の要素から構成され、最小値、第一四分位点、中央値、第三四分位点、最大値を一つの図で表現します。これにより、データ群全体の中心傾向や散らばり具合を瞬時に比較できます。
仕組みとしては、中央値を箱の区切りとし、箱の幅でデータの集中度を表します。箱の端から伸びるひげの先には最小値と最大値(または外れ値を考慮した範囲)を置き、データがどの範囲に収まっているかを示します。特に、四分位範囲という中間の50パーセントのデータがどこにあるかを一目で確認できる点が強力です。
ITパスポート試験や基本情報技術者試験では、データの分析手法として登場します。ヒストグラムと比較して、複数のデータ群を並べて比較する際に非常に有用であるという性質が問われます。外れ値の有無を確認し、データ全体の傾向を客観的に評価するためのツールとして位置づけられています。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 箱ひげ図は最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値の5つの数でデータの散らばりを表す図であることを理解します。
- 箱の中の線は中央値であり、平均値ではありません。箱の長さが真ん中の半数のデータが収まる幅であることを押さえます。
- グラフの選び方を問う問題が出ます。割合を見るなら円グラフ、時間の変化なら折れ線グラフ、2つの量の関係なら散布図、複数の集団の散らばりを見比べるなら箱ひげ図です。
最終更新日: 2026/09/23