ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
ひじゅんようそすういちのかいしゃ
比準要素数1の会社
Company with One Comparison Factor
非上場株式の評価で、類似業種比準方式の計算要素(配当・利益・純資産)のうち一つしかプラスの数値がない会社を指します。株式等保有特定会社とは判定の切り口が異なります。
詳しい説明
1. 定義
比準要素数1の会社は、非上場株式の評価で類似業種比準方式を適用する際の計算要素である「配当」「利益」「純資産」のうち、いずれか一つしかプラスの数値がない会社を指します。
2. 株式等保有特定会社との対比
比準要素数1の会社は、配当・利益・純資産という業績の計算要素に着目した区分であるのに対し、株式等保有特定会社は保有資産の構成(株式等の割合)に着目した区分です。どちらも通常の評価方式をそのまま使えない特定の評価会社という点は共通しますが、判定の切り口が異なります。
4. 身近な例
創業して間もない会社で、配当も利益もまだ出ていないが純資産だけはプラスという場合、比準要素数1の会社に該当することがあります。
試験で問われること
FP技能検定3級
- 配当、利益、純資産のどの要素がゼロか、またはマイナスかを特定する問題が出題されます。
- 評価方式の選択において、どの方式を優先するかという特例の適用が問われます。
- ゼロやマイナスの要素を無視して計算するのか、調整計算を行うのかの判断が鍵です。
- 数値がゼロやマイナスの場合、通常の類似業種比準方式をそのまま適用すると適正な株価が算出できないため、評価額を調整する措置が取られる点が最頻出です。
最終更新日: 2026/09/23