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基本情報技術者試験

こうえきつうほうしゃほごほう

公益通報者保護法

Whistleblower Protection Act

組織内部で法令違反を見つけた人が、報復や不当な扱いを恐れず通報できるように保護する法律です。

詳しい説明

公益通報者保護法とは、組織内部で法令違反などの不正行為を見つけた従業員などが、不利益を被ることを恐れずに通報できるようにするための法律です。通報者に対する解雇や降格などの不当な扱いを禁じることで、組織内の自浄作用を働かせ、社会的な不正を防ぐことを目的としています。

この法律は、通報したことが原因で職場に居づらくなったり、報復を受けたりすることを防ぎます。これにより、労働者は安心して不正を外部機関や内部の窓口へ知らせることができます。組織側には、通報者の保護体制を整えることや、適切な通報窓口を設置することが求められます。企業のコンプライアンス経営において極めて重要な法規制です。

試験では、ITパスポート試験のコンプライアンス分野で頻出します。従業員が通報した事実を理由に会社が解雇できるか、といった事例問題が多く、法律の主旨を理解していれば正答できる内容です。組織が法令を遵守するガバナンス体制の中に、この通報制度がどう位置づけられるかが問われます。

試験で問われること

基本情報技術者試験

  • 保護の対象と要件が問われます。労働者に加えて、退職後1年以内の者や役員も対象であり、通報を理由とする解雇や不利益な取扱いは無効とされます。
  • 通報先は3つに分かれます。事業者の内部、権限を持つ行政機関、報道機関などの外部であり、外部へ行くほど保護される要件が厳しくなります。
  • 常時使用する労働者が300人を超える事業者には、内部通報に対応する体制の整備と、担当者に対する守秘義務が課されます。

最終更新日: 2026/09/23