基本情報技術者試験
わしゅうごう
和集合
Union
2つの集合のどちらか少なくとも一方に属する要素を、すべて集めた集合です。
詳しい説明
1. 定義
和集合とは、2つの集合のうち、どちらか少なくとも一方に属する要素をすべて集めた集合のことです。A ∪ B と書きます。
2. 紛らわしい集合との違い
集合の演算は、どの範囲を取るかで分かれます。A を「ハートのカード」、B を「絵札」として比べます。
- 和集合(A ∪ B): どちらか一方でも当てはまるもの。ハート13枚と絵札12枚から、重なる3枚を1回だけ数えて22枚
- 積集合(A ∩ B): 両方に当てはまるもの。ハートの絵札3枚
- 差集合(A − B): A に属して B に属さないもの。ハートのうち絵札でない10枚
- 補集合: 全体集合のうち、その集合に属さないもの。ハートでない39枚
和集合の要素の数は、単純な足し算ではありません。A が13個、B が12個でも、和集合は25個ではなく22個です。重なる3個を2回数えないよう引くためで、これは確率の加法定理と同じ考え方です。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- どちらか一方でも属する要素を集めた集合であることを説明できる
- 積集合・差集合・補集合との違いを、ベン図で示せる
- 要素の数が単純な足し算にならない理由を説明できる
- 集合と命題を扱う設問で、積集合・補集合・部分集合と並べて出ます。ベン図で範囲を塗り分けられるかが問われます。
最終更新日: 2026/09/23