基本情報技術者試験
しゃかいてきせきにんとうし
社会的責任投資
SRI
Socially Responsible Investment
財務の数字だけでなく、環境や社会への取り組みも見て投資先を選ぶ考え方です。
詳しい説明
1. 定義
社会的責任投資とは、投資先を選ぶときに、財務の数字だけでなく、その企業が環境や社会に対してどう取り組んでいるかも見て判断する考え方のことです。英語では Socially Responsible Investment といい、SRI と略します。
2. 仕組みと内訳
投資先の選びかたには、いくつかの型があります。
- 特定の事業(武器や環境負荷の大きい事業など)を投資先から外す型
- 社会や環境への取り組みが優れた企業を積極的に選ぶ型
- 株主として企業に働きかけ、取り組みを促す型
これらを通じて、責任ある経営をしている企業に資金が集まる流れを作ります。企業の側から見ると、社会的責任(CSR)への取り組みが資金の調達に影響するということです。
近年は、環境・社会・企業統治の3つの観点を指す ESG 投資という呼び方が広まっており、SRI の考え方を引き継いで対象を整理したものと位置づけられます。ISO26000(社会的責任に関する手引)は、企業がその取り組みを進めるときの手引にあたります。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 財務の数字以外の観点を投資判断に含める考え方であることを理解する
- CSR・ESG 投資との関係を整理して説明できる
- 資金の流れが企業行動に影響するしくみを理解する
- 企業活動と経営資源を扱う設問で、CSR・ESG 投資・SDGs・ディスクロージャーと同じ並びで出ます。財務以外の観点を含む点が見分けどころです。
最終更新日: 2026/09/23