基本情報技術者試験
さーびすじかん
サービス時間
Service Time
待ち行列で、1件の要求の処理そのものにかかる時間です。待ち時間とは別です。
詳しい説明
1. 定義
サービス時間とは、待ち行列のモデルで、1件の要求を処理するのにかかる時間のことです。
2. 待ち行列モデルの中での位置づけ
待ち行列のモデルは、次の要素で組み立てます。
- 到着間隔: 要求が次々に来るときの、来る間隔です
- 平均到着率: 単位時間あたりに何件来るかです
- サービス時間: 1件の処理そのものにかかる時間です
- 平均サービス率: 単位時間あたりに何件さばけるかで、平均サービス時間の逆数です
- 待ち時間: 順番が来るまで待たされる時間です
サービス時間と待ち時間は別のものです。窓口に着いてから自分の用が済むまでの時間のうち、並んで待っている部分が待ち時間、自分の番になって処理されている部分がサービス時間です。利用者が体感する全体の時間は、この2つの合計になります。
処理の速さを上げるとサービス時間が短くなり、その結果として待ち時間も短くなります。サービス時間を短くすると、待ち時間はそれ以上に短くなることがあり、混んでいるときほどこの効きめが大きく出ます。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 待ち時間との違い(並んでいる時間か、処理されている時間か)を説明できる
- 平均サービス率が平均サービス時間の逆数であることを理解する
- 待ち行列モデルの構成要素の中での位置を把握する
- 待ち行列理論を扱う設問で、M/M/1 モデルの簡単な計算に使われます。待ち時間との区別が要点です。
最終更新日: 2026/09/23