基本情報技術者試験
しすてむかんさほうこくしょのさくせいとほうこく
システム監査報告書の作成と報告
Preparation and Reporting of System Audit Reports
監査の結論をまとめて経営層へ伝える、システム監査の最後の工程です。
詳しい説明
1. 定義
システム監査報告書の作成と報告とは、監査で得た証拠と評価から結論をまとめ、それを経営層へ伝える工程のことです。
2. 監査の流れの中での位置づけ
システム監査は次の流れで進みます。
1. 監査計画の策定: 何を、どこまで、どの深さで調べるかを決めます
2. 監査の実施: 予備調査で全体をつかみ、本調査で証拠を集め、評価して結論を出します
3. 監査報告とフォローアップ: 報告書を作って伝え、その後の改善を追いかけます
この工程は3番目の前半にあたります。報告書は監査人の意見を伝えるものであり、命令ではありません。直すかどうかを決めるのは経営層です。だからこそ、何が問題で、放っておくとどうなるのかが伝わるように書く必要があります。
報告して終わりにせず、改善提案がその後どうなったかを追いかける工程を、改善提案のフォローアップといいます。報告書を出しただけでは何も変わらないので、この追いかけまでが監査の一続きとして置かれています。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 監査の流れの中でどこに位置するかを説明できる
- 報告書が助言であり、直す判断は経営層が行うことを理解する
- フォローアップまでが監査の一続きであることを理解する
- システム監査の流れを扱う設問で、監査調書・改善提案のフォローアップと並べて出ます。報告書が助言であって命令ではないことが要点です。
最終更新日: 2026/09/23