基本情報技術者試験
ひてい
否定
Negation
真と偽を入れ替える論理演算です。真なら偽に、偽なら真になります。
詳しい説明
1. 定義
否定とは、真と偽を入れ替える論理演算のことです。入力が真なら偽を、偽なら真を返します。
2. 計算式
入力が1つだけの演算で、次のように書きます。
否定(A) = A が真なら偽、A が偽なら真
論理式では NOT A や ¬A と書きます。他の演算(論理和・論理積・排他的論理和)が入力を2つ取るのに対し、否定は入力を1つしか取りません。
3. 計算例
真理値表で表すと、次のようになります。
| A | 否定(A) |
|---|---|
| 真 | 偽 |
| 偽 | 真 |
否定を2回続けると元に戻ります。否定(否定(A)) = A です。
論理和と論理積は、否定を通すと入れ替わります。これをド・モルガンの法則といいます。
- 否定(A または B) = 否定(A) かつ 否定(B)
- 否定(A かつ B) = 否定(A) または 否定(B)
たとえば「赤でも青でもない」は「赤ではない、かつ、青ではない」と同じ意味になります。条件をひっくり返すとき、または と かつ も入れ替わるのがこの法則の要点です。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 入力を1つしか取らない演算であることを理解する
- 真理値表で入出力の対応を書ける
- ド・モルガンの法則で、または と かつ が入れ替わることを説明できる
- 論理演算を扱う設問で、論理和・論理積・排他的論理和と並べて出ます。ド・モルガンの法則を使った式の変形が問われます。
最終更新日: 2026/09/23