基本情報技術者試験
ふぁいるあんごうか
ファイル暗号化
File Encryption
ファイルやフォルダを1つずつ暗号化して、持ち出しても中身を読ませない方法です。
詳しい説明
1. 定義
ファイル暗号化とは、守りたいファイルやフォルダを1つずつ暗号化して、その中身を鍵を持つ人以外に読ませないようにする方法のことです。
2. 紛らわしい方法との違い
ディスク暗号化は、記憶装置の全体をまとめて暗号化します。両者の違いは、暗号が解かれる範囲にあります。
- ディスク暗号化: その機器で正しく起動して使っている間は、中身が読める状態になります。守れるのは、機器そのものを盗まれたり無くしたりした場面です
- ファイル暗号化: そのファイルを開くときに鍵が要ります。別の場所へ移しても暗号のままなので、メールに添付したり外部の記憶媒体で渡したりする場面でも守れます
裏返すと、ディスク暗号化は使う人が意識せずに全体を守れる代わりに、持ち出したファイルは守れません。ファイル暗号化は持ち出しても守れる代わりに、守るファイルを選ぶ手間がかかり、選び忘れたものは守れません。この2つは置き換えではなく、重ねて使うものです。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- ディスク暗号化との違いを、守れる場面で説明できる
- 持ち出したあとも暗号のままである利点を理解する
- 2つを重ねて使う考え方を理解する
- 暗号技術を扱う設問で、ディスク暗号化と対にして出ます。守れる場面が違うことを説明できるかが要点です。
最終更新日: 2026/09/23