基本情報技術者試験
でじゅれすたんだーど
デジュレスタンダード
De Jure Standard
ISO などの公的な標準化団体が、手続きを踏んで正式に定めた標準規格です。
詳しい説明
1. 定義
デジュレスタンダードとは、ISO(国際標準化機構)や IEC(国際電気標準会議)のような公的な標準化団体が、関係者の合意という手続きを踏んで正式に定めた標準規格のことです。「法律上の」を意味するラテン語 de jure が語源です。
2. 紛らわしい語との違い
デファクトスタンダードは、市場で広く使われた結果として事実上の標準になったもので、公的な承認を受けていません。デジュレスタンダードは逆に、先に手続きで決めてから普及を図ります。フォーラム標準は、特定の企業や団体が集まって作った規格が業界に広まったもので、公的な団体の手続きは経ていません。
公的な手続きを経ているぶん、デジュレスタンダードは中立性と継続性で優れます。一方で、合意に時間がかかるため、技術の変化が速い分野では市場の動きに追いつかないことがあります。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 公的な標準化団体の手続きを経て決まる規格であることを理解する
- デファクトスタンダード・フォーラム標準との違いを、決め方で説明できる
- 合意に時間がかかるという弱点と、中立性という強みの両方を理解する
- 標準化団体の名前(ISO・IEC・IEEE・W3C・JIS)と、それが定めた規格の例を結び付けて問われます。デファクトスタンダードとの対比で、どちらが公的な手続きを経たかを見分けることが要点です。
最終更新日: 2026/09/23