基本情報技術者試験
くろすめでぃあまーけてぃんぐ
クロスメディアマーケティング
Cross-media Marketing
テレビやWeb、SNSなど複数のメディアを組み合わせて、相互に連携させるマーケティング手法です。
詳しい説明
1. 定義
クロスメディアマーケティングとは、テレビ、Webサイト、SNS、雑誌、店頭など、複数のメディアを組み合わせ、相互に連携させてマーケティング活動を展開する手法です。消費者の接触機会を増やし、認知から購買までを一貫して促します。
2. 仕組みと種類
単に同じ広告を複数のメディアで流すだけでなく、メディアごとに役割分担をします。例えば、テレビCMで興味を引き、Webサイトで詳細情報を提供し、SNSで拡散し、店頭で体験させるなど、メディアの特性を活かした統合的なコミュニケーションを行います。
これにより、顧客がメディア間を移動しながら購買行動を進める「カスタマージャーニー」を最適化します。消費者は複数のチャネルを通じて同じブランドメッセージを受け取るため、ブランドの想起率が高まり、購買へのモチベーションが強化されます。
4. 紛らわしい語との違い
オムニチャネルとは、あらゆるチャネル(店舗、ECなど)を統合して顧客に利便性を提供する手法ですが、クロスメディアマーケティングは、プロモーション(広告)を中心にメディアを連携させる広告手法に重点が置かれます。
5. 身近な例
テレビで放映されているキャンペーンCMを見て、検索エンジンで検索し、Webサイト上のクーポンを取得して店舗で利用する、といった流れが典型的なクロスメディアマーケティングの活用例です。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- クロスメディアマーケティングは、メディアごとに役割を割り当てて1つの導線につなぐ設計が要点です。テレビや紙面で関心を作り、二次元コードや検索でWebへ移し、そこで申込みまで運びます。
- メディアミックスとの区別が問われます。メディアミックスは複数のメディアへ同じ内容を並行して出す考え方で、メディアの間の移動まで設計するかどうかが違います。
- 効果測定では、どのメディアから来たかを追える仕組みが前提になります。専用のURL、二次元コード、クーポンの番号で流入元を切り分けます。
- ITパスポート試験のストラテジ系分野において、企業活動やマーケティング戦略として問われます。単一メディアによるアプローチよりも高い相乗効果を狙える点が強みであり、現代のデジタルマーケティングにおいて不可欠な考え方として整理されます。
最終更新日: 2026/09/23