基本情報技術者試験
びーしーでぃー
BCD
BCD
Binary Coded Decimal
10進数の1桁ずつを4ビットの2進数で表す、数の表しかたです。
詳しい説明
1. 定義
BCDとは、10進数の1桁ずつを4ビットの2進数で表す、数の表しかたのことです。2進化10進数といいます。
2. 計算式
10進数の各桁を、そのまま4ビットの2進数に置き換えて並べます。
BCD = 各桁の数字を4ビットの2進数に直して連結したもの
10進数全体を1つの2進数に変換するやりかたとは別です。桁ごとに区切って変換するのが違いです。
4ビットで表せるのは16通りですが、10進数の数字は0から9の10通りしか使いません。残る6通りが使われないぶん、同じビット数で表せる数の範囲は狭くなります。
3. 計算例
10進数の 25 を2通りで表してみます。
- BCD: 2 を 0010、5 を 0101 に直して並べ、0010 0101 の8ビット
- ふつうの2進数: 25 全体を変換して 11001 の5ビット
同じ25でも、BCD のほうが3ビット多く使います。この差は桁が増えるほど開きます。
その代わり、BCD は10進数との対応が桁ごとにそのまま見えるので、表示や入出力のときに変換の手間が小さく、10進数での計算の誤差が出ません。金額のように10進数で正確に扱いたい場面で使われます。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 10進数の各桁を4ビットで表す方式であることを説明できる
- ふつうの2進数への変換との違いを、具体例で示せる
- ビット効率が落ちる代わりに10進数との対応が取りやすい、という関係を理解する
- 数値の表現を扱う設問で、固定小数点数・浮動小数点数・パック10進数と並べて出ます。ビットの使い方が効率的でない代わりに10進数と対応が取りやすい、という交換の関係が要点です。
最終更新日: 2026/09/14