STC Associate 試験当日の流れと40分の使い方
2026/08/20STC Associateは40分で25問の正誤問題を解きます。会場とオンラインで当日の動きが違い、オンラインには開始時刻の締め切りがあります。当日の流れと時間の使い方をまとめました。
STC Associateは、40分で25問という短い試験です。短いぶん、当日の段取りで迷っている時間がもったいなくなります。
そして会場試験とオンライン試験では、当日の動きがかなり違います。とくにオンラインには、知らないと危ない決まりがあります。
会場試験の当日の流れ
CISTECが公表している当日のプログラムは、次のようになっています。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 開場 | 会場に入れるようになる |
| 注意事項の説明(20分) | 試験官から説明を受ける |
| 試験(40分) | 25問の正誤問題を解く |
注意事項の説明に20分かかるのが、この試験の特徴です。試験そのものは40分ですが、会場にいる時間はその倍以上になります。
説明の20分は、頭を落ち着ける時間としても使えます。直前まで教材を見るより、深呼吸して問題の読み方を思い出しておくほうが、この試験には効きます。○×問題は焦ると誤読しやすいからです。
オンライン試験には、開始時刻の締め切りがあります
ここがいちばん注意が要るところです。
オンライン試験はIBT(Internet Based Testing)という方式で、自分のパソコンから受けます。CISTECの案内には、配信開始後、決められた時刻までに試験を開始しないと合格の対象外になると明記されています。
つまり、接続に手間取っているうちに締め切りを過ぎると、その回は受けられません。
だから、こう備えましょう。
- 配信開始の時刻には、必ずパソコンの前にいる
- 前日までに、カメラとマイクが動くことを確かめておく
- 回線が不安定な場所を避ける
「少し遅れても大丈夫だろう」が通じない試験です。
オンラインで必要なもの
CISTECの案内には、環境の条件が明記されています。
カメラ・マイク付きのパソコンが必要。タブレット・スマートフォンでは受験できません
タブレットやスマートフォンでは受けられません。ここを当日に気づくと間に合わないので、申し込みの段階で確かめておきましょう。
そして、カメラとマイクで録画し、AIによる監視で解析する仕組みになっています。試験中の様子が記録されるということです。
だから、受ける部屋も準備が要ります。人が出入りしない場所、話し声が入らない場所を確保しておきましょう。
会場試験の持ち物と、机の上に置けるもの
CISTECの要項には、持ち物がはっきり書かれています。
| 何を | 内容 |
|---|---|
| 受験票 | メールで届いた本文をA4の用紙に印刷して持参。スマートフォン等での提示はできません |
| 本人確認書類 | 運転免許証/マイナンバーカード/パスポートのいずれか(マイナンバーカードはカード本体。スマートフォンに搭載したものは不可) |
| 筆記用具 | HBまたはBの鉛筆・シャープペン。ボールペンは使えません |
| 消しゴム | プラスチック消しゴム |
そして、「上記以外のものは、机の上に置かないこと」と明記されています。
ボールペンが使えない点は見落としやすいところです。普段ボールペンで勉強している方は、当日用に鉛筆かシャープペンを用意しておきましょう。
腕時計は持参できますが、携帯電話やスマートフォン、ウェアラブル端末を時計の代わりに使うことはできません。音の出る時計も使えません。会場によっては時計が無い場合があるので、腕時計を用意しておくと安心です。
遅刻と途中退場には、はっきりした線があります
会場試験には、時間の決まりが2つあります。
- 試験開始から10分以上遅れると、受験できません
- 試験開始から20分を経過すると、途中退場ができます。20分を経過する前に退場した場合は失格です
10分という線はかなり短いので、会場には余裕をもって着くようにしましょう。開場は試験開始の1時間前です。
途中退場のほうは、早く解き終わっても20分は席にいる必要があるということです。25問を20分以内で解き終えることは十分ありえるので、この決まりは知っておきましょう。
オンラインは、事前のデモ受験が必須です
ここがオンライン試験でいちばん重要なところです。
CISTECはデモ受験の期間を設けていて、この期間内に必ずデモ受験を実施することを求めています。そして、こう明記されています。
デモ受験を実施せず当日機器トラブルで受験できない場合はキャンセル不可
つまり、デモ受験をしていない状態で当日トラブルが起きても、救済されません。受験料も戻りません。
さらに、当日のトラブル全般についてもこう書かれています。
試験当日、使用されるPC及び回線トラブル等の理由で受験が出来なかった場合の後日の再受験等はございません
デモ受験は、必ず期間内に済ませておきましょう。本人確認書類も、デモ受験の時点で手元に用意しておきます。
オンラインの当日の流れ
| 時間 | やること |
|---|---|
| 試験準備(所要15〜30分) | 試験サイトへアクセス、利用環境と注意事項の確認、本人画像と身分証明書の撮影、登録情報の入力 |
| 配信開始 | 試験時間40分が始まる |
準備に15分から30分かかります。本人画像と身分証明書を撮影する手順が入るので、配信開始の直前にアクセスするのでは間に合いません。
40分で25問。1問1分半です
時間の配分を計算しておきます。40分で25問なので、1問あたり1分半ほどです。
○×問題としては、それほど急かされる配分ではありません。ただし、合格には8割が要ります。ある回の合格点は25点満点で20点以上と発表されました。5問しか間違えられません(試験の形そのものはSTC Associateはどんな試験か、出題内容と合格点にまとめています)。
だから、速く解くより、誤読しないことのほうが大事です。
正誤問題は、どこが違うかを探しながら読みましょう
○×問題でいちばん多い間違いが、全体の印象で判断してしまうことです。文章としてはもっともらしいのに、1か所だけ数字や語が入れ替わっている、という作り方をされます。
だから、読むときに「どこが違うか」を探す目で読みましょう。
- 数字(金額・日数・パーセント)
- 「すべて」「必ず」「〜のみ」といった言い切りの語
- 主語(誰が届け出るのか、誰の許可が要るのか)
- 対象(貨物なのか技術なのか)
この4つは、入れ替えられやすいところです。ここに目を止める癖をつけておくと、当日の判断が速くなります。
迷った問題は、印をつけて先へ進みましょう
1問1分半という配分は、1問に長く止まると崩れます。迷ったら印をつけて先へ進みましょう。
25問すべてに一度目を通してから戻ってくると、後ろの問題がヒントになっていることがあります。同じ論点が別の角度から出ていて、「さっきの問題はこういう意味だったのか」と分かることがあるからです。
最後まで行ってから戻る時間を確保するためにも、1問目から丁寧に悩みすぎないほうが安全です。
前日にやることと、やらないこと
やること
- 受ける方式(会場かオンラインか)の当日の流れをもう一度読む
- オンラインなら、カメラとマイクが動くことを確かめる
- 会場なら、行き方と所要時間を確かめる
- 問題集で間違えた問題だけをざっと見返す
やらないこと
- 新しい教材に手を出す
- 出題範囲の外まで広げる
この試験は範囲が狭く絞られています。前日に広げるより、手元の教材で間違えたところを潰すほうが、そのまま得点になります。
よくある質問
本人確認書類は何が必要ですか
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートのいずれかです。会場・オンラインとも同じです。
マイナンバーカードはカード本体が必要で、スマートフォンに搭載したものは使えません。いずれも持っていない場合は、事前にCISTECへ相談する形になります。
試験が終わったらすぐ結果が分かりますか
その場では分かりません。CISTECは回ごとに、次の順で公表しています。
- 正解発表 … 試験の数日後、CISTECのWEBサイトに掲載
- 合格者発表 … 試験のおよそ2週間後、合格者の受験番号をWEBサイトに掲載
- 認定証の発送 … その後1か月ほど
合格点も、回ごとに試験のあとで発表されます。事前に「何点で合格」と公表されていないので、その場で自分の合否を判断することはできません。
なお、試験結果に関する問い合わせは、理由を問わず一切受け付けないと明記されています。
会場とオンライン、どちらが有利ですか
試験時間・出題数・合格の扱いは同じです。違うのは受ける環境だけです。
カメラとマイクの付いたパソコンがあり、静かな場所を確保できるならオンライン。環境を整えるのが難しい、あるいは当日の接続に不安があるなら会場、という選び方になります。
日程はどこで確認できますか
CISTECの実務能力認定試験のページで、回ごとの日程と申し込みの案内が公表されています。会場回とオンライン回が交互に設定されているので、受けたい方式の回がいつかを確かめておきましょう。