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FP技能検定2級 働きながら3ヶ月続けるための組み方

2026/08/20

FP2級は3級のおよそ2倍の量があり、タックスプランニングだけが大きく増えます。働きながら続けるための時間の割り当てと、量の多い分野への寄せ方をまとめました。

FP2級を受ける方の多くは、働きながら勉強しています。そして3級のときと同じつもりで計画を立てて、途中で合わなくなります

理由ははっきりしています。2級は3級のおよそ2倍の量があり、しかも増え方が分野によってまったく違うからです。

増える量が偏っているので、均等に組むと崩れます

3級と2級で、6分野それぞれの項目数を並べてみます。

分野3級2級
D タックスプランニング1017
F 相続・事業承継911
A ライフプランニングと資金計画1011
B リスク管理77
C 金融資産運用1313
E 不動産99

タックスプランニングだけが7項目も増えています。他の分野は1つか2つ増えるか、まったく変わりません。

つまり、「6分野を均等に1週間ずつ」という計画は、2級では合いません。タックスの週で必ず遅れが出て、そこから計画全体が崩れます。

最初から、タックスに2倍の時間を割り当てておきましょう。

週の単位で計画を組みましょう

働きながらだと、日ごとの計画は崩れます。会議が長引く日も、疲れて眠ってしまう日もあります。

日ではなく週で組むと、崩れにくくなります。

やること
1週目A ライフプランニングと資金計画
2週目B リスク管理
3週目C 金融資産運用
4・5週目D タックスプランニング(2週かける)
6週目E 不動産
7週目F 相続・事業承継
8週目一巡の見直し

8週で一巡します。平日にできなかったぶんを週末に回せるので、日ごとの計画より現実に合います。

そして、一巡したら2周目へ。2周目は1周目より速く回ります。3ヶ月あれば2周から3周できる計算です。

1回の勉強は「1項目」で区切りましょう

週の中では、1回の勉強を1項目で区切りましょう。「今日はタックスをやる」だと終わりが見えませんが、「今日は所得の10種類の項目をやる」なら終わりがわかります。

終わりがはっきりしていると、始めやすくなります。そして、区切りがよいところで終われるので、次に開いたときに「どこまでやったか」で迷いません。

分野ごとに、やり方を変えてよいのです

6分野は性質が違うので、同じやり方で進めなくて構いません。

分野効くやり方
金融資産運用・タックスプランニング手を動かす。計算は解かないと身につかない
リスク管理・不動産読んで進む。制度と用語を知っているかで決まる
ライフプランニング・相続計算のところだけ手を動かし、制度は読んで進む

計算がある分野は机に向かえる日に、読む分野は通勤や寝る前に。この使い分けができるのが、働きながら進めるうえでの助けになります。

疲れている日は読む分野に回せば、ゼロの日を作らずに済みます。

3級で税金が苦手だったなら、そこが山です

2級でいちばん増えるのがタックスプランニングだということは、3級で税金が苦手だった場合、その苦手がいちばん大きく効いてくるということです。

増えるのは、法人税や消費税といった、3級では扱わなかった税です。個人の所得税だけを見ていた3級から、会社の税金まで視野が広がります

ここは、早めに手をつけておくほうが安全です。計画では4・5週目に置きましたが、苦手だとわかっているなら、もっと前に持ってきても構いません。後ろに置くと、遅れが出たときにそのまま削られます。

実技の記述式は、早めに一度見ておきましょう

2級の実技には、3級には無かった記述式が入ります(日本FP協会の資産設計提案業務の場合)。

記述式があるということは、選択肢を見て思い出すのではなく、何もない状態から出せる必要があるということです。

だから、学科を一巡した時点で実技の問題を1度見ておきましょう。どこまで書けるようにすればよいかの感覚がつかめます。直前まで見ないでいると、必要な仕上げの水準がわからないまま学科だけを回すことになります。

分野ごとに進み具合を見える形にしましょう

6個の枠を紙に書いて、終わった分野を塗りつぶしましょう。時間の合計より、こちらのほうが手応えが出ます。

そして、間違えた問題がどの分野に集まっているかを見ましょう。6分野は独立しているので、偏りが見えたら、そこだけ狙って補強できます

よくある質問

3級から間があいてしまいました

3級の復習から始めないほうが早く進みます。2級の6分野はどれも3級の内容を含んでいるので、進めているうちに自然に触れ直すことになります。

3級の6分野をひととおり見直すだけで数週間かかります。その間、2級の範囲には1歩も進んでいません。

平日は30分も取れません

読む分野を平日に、計算の分野を週末に寄せる形で組めます。リスク管理と不動産は通勤中でも進みます。

上の週の計画で言えば、2週目と6週目は平日中心でも回ります。そのぶん、タックスの週に週末を厚く使いましょう。

どれくらいの期間で仕上がりますか

一般に、およそ150時間から300時間、期間にして3ヶ月から6ヶ月が目安といわれます。くわしくはFP技能検定2級 勉強時間の目安と3級からの進み方にまとめています。