ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
FP2級とは
更新 2026-08-27
2級FP技能検定がどんな資格か、3級との違い、受検資格、学科と実技の試験制度(CBT方式・合格基準・受検手数料)から法令基準日までを、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の公式情報にもとづいて解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP2級)は、職業能力開発促進法にもとづく国家検定です。3級と同じ6分野を、実務で使える深さまで掘り下げます。
学ぶ内容と位置づけ
学ぶ分野は3級と同じ6つ(ライフプランニングと資金計画・リスク管理・金融資産運用・タックスプランニング・不動産・相続/事業承継)です。違いは深さと広さにあります。3級が個人の暮らしのお金を中心とするのに対し、2級では法人税や会社の資金計画といった事業の論点、金融派生商品や不動産の有効活用といった応用の論点が加わります。
3級と違い、2級には受検資格があります。次のいずれか1つ以上に該当することが必要です。
- 3級FP技能検定の合格者
- FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
- 日本FP協会認定のAFP認定研修を修了している者
- 金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
試験制度
試験には学科試験と実技試験があり、両方に合格すると2級FP技能士を名乗れます。どちらも全国で随時受検できるCBT試験(試験会場のパソコンで受ける方式)です。実施団体は日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つで、学科試験は共通、実技試験は団体によって科目が異なります。
| 試験 | 試験時間 | 出題数 | 出題形式 | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 学科試験 | 120分 | 60問 | 多肢選択式 | 36点以上(60点満点) |
| 実技試験 | 90分 | 40問 | 多肢選択式および記述式 | 60点以上(100点満点) |
- 受検手数料(非課税)は、学科試験5,700円・実技試験6,000円(両方で11,700円)です。
- 3級と比べると、学科は同じ60問で時間が90分から120分に増え、1問の重さが上がります。実技は40問・記述式を含む形になります。
- 学科と実技は別々に受けられ、片方だけ合格した場合は一部合格として、もう片方の免除に使えます。
- 解答の根拠になる法令には基準日があります。2026年6月〜2027年5月に受検する試験の法令基準日は2026年4月1日です。
学習の指針
2級の学習は、3級で作った6分野の地図を前提に、分野ごとの深掘りを積む形になります。当サービスの教材も6分野の順に章を並べ、3級との差分(法人・事業・応用の論点)に重心を置いています。
学科は6分野からまんべんなく出るため、苦手分野を作らないことがそのまま合格に効きます。実技は記述式を含み、計算の過程を自分で組み立てる力が要ります。設例を読んで数字を拾い、電卓で確かめる練習を、学科の学習と並行して早めに始めてください。
学習の進め方は、次のページから確認できます。
更新履歴と出典
このページは、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)が公表する公式情報にもとづいています。おもな出典は次のとおりです。
試験の制度や出題の範囲、手数料は改定されることがあります。受検の際は、実施団体の最新の公式情報をあわせてご確認ください。このページは、公式の発表に応じて更新します。
このページは2026年8月27日に作成しました。新しい公式発表があれば内容を見直します。