安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Associate
とくているいけい
特定類型
Specified Categories
外国の強い影響を受けている居住者の類型です。3つに整理され、該当者への機微技術の提供は非居住者への提供と同じ扱いになります。
詳しい説明
1. 定義
特定類型とは、外国の強い影響を受けている居住者の類型のことです。3つに整理されており、該当する居住者への機微技術の提供は、非居住者への提供と同じように扱います。
2. 3つの類型の内訳
外国の影響の受け方で区別します。
特定類型1は、外国政府や外国法人との契約に基づき、その指揮命令に服し、またはそれらに善良な管理者の注意をもって従う義務を負う場合です。外国法人と雇用契約や役員の任用関係がある場面が典型です。
特定類型2は、外国政府等から多額の金銭その他の重大な利益を得ている、または得ることを約束している場合です。経済的な利益への依存が形になります。
特定類型3は、本邦における行動に関して外国政府等の指示や依頼を受ける場合です。行動への指示という形です。
3. なぜこの仕組みが要るのか
居住性は住まいの実態で決まる形式的な区分です。外国政府の指揮下にある研究者が本邦に長く住めば、居住者として線の内側に入ります。技術がその人に渡れば、線の内側から外国政府へ流れる道が開きます。特定類型は、この形式と実質のずれを埋めます。
試験で問われること
STC Associate
- 特定類型が1から3の3つに整理され、外国の影響の受け方で区別されることを押さえる
- 該当するのは自然人であり、法人が該当するという記述は誤りである
- 居住者への技術提供がすべて許可不要という記述は、みなし輸出管理の導入後は誤りである
- 特定類型に該当するのは自然人です。法人が特定類型に該当するという記述は誤りです。「居住者への技術提供はすべて許可不要」という記述も、みなし輸出管理の導入後は誤りになります。
最終更新日: 2026/09/23