日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)
3級
くりこしりえきじょうよきん
繰越利益剰余金
Retained Earnings Carried Forward
別称: 繰損・繰利
過去の獲得利益のうち社内に留保され翌期へ繰り越された累積額を表す純資産の科目です。
詳しい説明
1. 定義
企業の獲得した当期純利益のうち、株主配当や準備金積立等に使われず、社内に蓄積されて翌期へ繰り越された利益の集積額を表す純資産の科目です。
2. 制度・考え方
毎決算期末に当期純利益(損益勘定の残高)が振替流入し増額します。株主総会での配当決議や当期純損失の発生により減額します。
試験で問われること
日商簿記3級
- 損益勘定で計算した当期純利益を繰越利益剰余金へ振り替える決算仕訳が問われます。
- 当期純損失が生じた場合に繰越利益剰余金を減少させる仕訳が問われます。
- 損益計算書の当期純利益が貸借対照表の純資産の部へ合流する流れの理解が問われます。
- 決算時の当期純利益(または当期純損失)の振替仕訳、および株主総会での配当・積立に伴う処分仕訳が最頻出論点です。
最終更新日: 2026/09/16