日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)
3級
かしだおれひきあてきん
貸倒引当金
AFDA
Allowance for Doubtful Account
別称: 貸引
将来発生するおそれのある売上債権等の貸倒損失に備えてあらかじめ見積もり計上する評価勘定(資産の控除科目)です。
詳しい説明
1. 定義
売掛金や受取手形などの金銭債権について、将来回収不能(貸倒れ)になるリスクに備えて決算時にあらかじめ見積もって計上する資産の控除勘定です。
2. 制度・考え方
貸借対照表上では対象となる債権から控除する形式(間接控除)で表示されます。差額補充法を用いて、前期末の残高との差額を「貸倒引当金繰入」または「貸倒引当金戻入」として処理します。
試験で問われること
日商簿記3級
- 差額補充法による繰入額の計算が問われます。
- 前期以前に発生した債権が貸倒れたときは、まず貸倒引当金を取り崩し、不足額を貸倒損失とする処理が問われます。
- 当期中に発生した債権が貸倒れたときは、引当金の残高にかかわらず全額を貸倒損失とする処理が問われます。
- 決算整理仕訳における差額補充法での計算(目標額 - 現在の残高)、および実際の貸倒発生時(引当金残高の範囲内か超えるか)の仕訳処理が最頻出論点です。
最終更新日: 2026/09/23